いままでは、商品を大量生産するために、大型の工場を建てることが必用となり、それに伴う製造技術は、生産効率を高め大量に製造することに注がれてきました。

品質の安定した商品を安価に提供して、社会が利益を享受していました。

 

　このことは、生産するためには巨大な資本が必用であります。

想いがある人がいたとしても中々参入し難い状況であったとも言えます。

 

　さらに、情報革命により顧客中心の市場経済に移行しているなか、今後は少数の多様な商品の製造が求められます。

 

　全てが急激に移行するわけではありませんが、生産装置の小型化は社会に求められ、そこで生み出された様々な新しい製品は、皆様に利益を享受するものであると信じております。

 

　そのためにも、数多くの国や地域で多様な製品の生産を可能とする、小型生産装置を社会へ展開するためにも、世界の企業と知識を融合させて実現することを考えております。

 

　大量生産性ということそれ自体を思い切って切り捨てる、そのような新しいタイプの小型生産システムを創造しなければならない、ということを理念として集まりスタート致しました。